合同会社(LLC)とは

図解いちばんやさしい会社の作り方

合同会社は会社法が始めて採用した会社の形態で、LLC(Limited Liabiliti Company)と呼ばれています。合名会社、合資会社とともに持分会社と呼ばれます。 合同会社の特徴は、@全構成員が有限責任である A法人格がある B設立・管理が株式会社より容易 となっています。

設立・管理が株式会社より容易

LLCは株式会社と比較して設立手続きが容易であり、会社の管理についても株式会社に比べて簡易です。社員が固定され小規模で会社を運営していくのであれば、LLCは選択肢の一つとなりえます。
また、代表社員その他の業務を執行する「社員」には会社でもなることも可能になったことから、会社が子会社として利用するのにも適しています。
社員は1人でもよく、また、定款の変更、解散等は原則として社員全員の一致を必要とします。なお、社員は業務を執行する社員でなければ登記されません。社員の地位を持分といいますが、持分の譲渡には原則として他の社員の承諾が必要です。
さらにLLCは株式会社と異なり決算公告を必要としません。しかし、LLCの債権者は、そのLLCの営業時間内は、いつでも作成日以降5年以内の計算書類(貸借対照表その他)の閲覧または写しの請求ができるものとされており、債権者の保護が図られています。

LLCへの税制

参議院は、LLCについて二つの附帯決議を付しています。その主旨の一つは「株式会社の計算等にかかわる規制を逃れるために株式会社からLLCへの組織変更が顕在化した場合には、その計算に関する制度のあり方の見直しを検討すること」であり、もう一つは「LLCへの課税については利用状況、運用実態等を踏まえて必要があれば対応を検討する」でありました。
制度の乱用が懸念されるものの、LLpと同様に構成員課税が適用されれば、制度を設けた意義が大きいというものです。

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